体重が重い人や軽い人に合ったマットレスの選び方は?
体重が重いとマットレスに身体が沈みやすい気もする。体重によってマットレスの選び方も変わってくるの?
体重が軽い人と重い人ではマットレスの選び方は変わってきます。体重によってマットレスの硬さは決まりますよ。
ウレタンマットレスの硬さはN(ニュートン)という単位で示されています。このN(ニュートン)の値が高いほど、そのマットレスが硬いことを示しています。
一般的には75N以下のマットレスを低反発マットレス。75~110Nを中反発マットレス、110Nを超えるマットレスを高反発マットレスと言います。
N(ニュートン) | 硬さ |
~75N(ニュートン) | 柔らかめ(低反発) |
75~110N(ニュートン) | ふつう(中反発) |
110N(ニュートン)~ | 硬め(高反発) |
たとえば、110N(ニュートン)のマットレスを体重の軽い女性と体重の重い男性が使うとどうなるでしょうか?
同じマットレスでも体重が重い人ほど身体がマットレスに沈んでしまいます。身体がマットレスに沈んでしまうと腰痛になったり睡眠の質が低下するのは避けられません・・・。
ですから体重が重い人も軽い人もそれぞれの重さに合ったマットレスを選ぶ必要があるのです。
私は体重50kgで軽い方だけど、主人は体重80kgで重いわ!体重が軽い人と重い人ではどんなマットレスが良いの?
体重が重い人には140N(ニュートン)以上硬めのマットレスが合います。体重が軽い人には110N(ニュートン)以下の柔らかめのマットレスが合いますよ。
体重が重い人
体重が重い人は硬めのマットレスじゃないと身体をしっかりと支えることができせん。体格のしっかりしているスポーツ選手の多くは170N(ニュートン)以上の硬めのマットレスを使用していますよ。
たとえば、プロ野球選手の岩隈久志投手、青木宣親選手、前田健太投手、山田哲人選手は170N(ニュートン)の高反発マットレスマニフレックスを愛用しています。
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さらに体重が重い方はマットレスの厚さも大切です。薄いマットレスだと重みで腰に底付き感を感じたりするので、厚さ10cm以上のマットレスが良いでしょう。
また、重い人が低反発マットレスを使うのはおすすめできません。重さですぐにヘタレたり、身体が沈み過ぎて寝心地が悪くなるからです・・・。
体重が軽い人
体重が軽い人は柔らかめのマットレスが合います。体重が軽いため、柔らかくても身体が沈まないからです。ただし、体重の軽い方が硬すぎるマットレスを使うと腰が浮きすぎて腰に負担がかかってしまいます。
ですから体重の軽い方も適度な硬さのマットレスを使う方が良いのです。つまり、体重に合って適度な硬さのマットレスを選ぶことが大切なのです。体重と硬さ(ニュートン)の目安は以下の表の通りになります。
体重 | N(ニュートン) |
40kg | 100N~120N |
50kg | 120N~140N |
60kg | 120N~160N |
70kg | 140N~170N |
80kg以上 | 170N~ |
実際にはこの表の通りの硬さが合わない人もいます。それは姿勢の歪みが大きい人や腰の痛みが強い人です。姿勢の歪みや腰痛とマットレスの関係について興味がある方は高反発マットレスと低反発マットレスの違いは?選び方はこれ!を参考にどうぞ
また、最近ではマットレスメーカーの方で体重に合わせたマットレスの硬さを用意している場合もあります。たとえば、モットンマットレスは体重に合わせて3段階の硬さから選べるようになっています。
マットレスを選ぶときは体重に合ったものを選んでくださいね。
体重が軽い人と重い人が一緒に寝ている場合はどうしたらいいの?
体重が重い人と軽い人が一緒に寝ている場合はポケットマットレスがおすすめです。
ポケットコイルマットレスは単独のポケットコイルが身体を押し上げてくれるため、体重に合わせて身体を押し上げてくれます。
また、ポケットコイルマットレスは隣で寝ている人が寝返りしても振動が伝わらないため寝心地も抜群です。
体重の異なる夫婦2人でマットレスに寝る時はポケットマットレスを選ぶといいですよ。ポケットマットレスで有名なマットレスメーカーとしてはシモンズがあります。興味がある方はシモンズマットレスの評判は?寝心地や価格は?を参考にどうぞ。
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