腰痛対策におすすめなのはどっち?敷布団と高反発マットレスを比較!
重くてだるい腰痛をすっきり解消したい!敷布団と高反発マットレスはどっちが腰痛に良いの?
「姿勢の歪みや腰痛もほとんどない」という人は敷布団が合います。「姿勢の歪みが少しあり、腰が痛い」という人は高反発マットレスが合います。
一般的な敷布団は高反発マットレスと比べても硬めです。そのため、畳の上に敷いても腰は沈みにくく、寝ている姿勢は整いやすいです。ですから、敷布団を使っても腰が痛くならないという人は敷布団が合っています。
一方で敷布団では腰が痛くなるという人もいます。敷布団が薄いと床の硬さが腰に伝わりやすく、底付き感で腰が疲れやすくなるのです。そのような方は高反発マットレスが合います。
高反発マットレスは硬めの寝心地で寝姿勢が整って、身体にかかる負担も分散されます。よく体圧分散機能と呼ばれますが、底付き感がなくて敷布団と比べると腰の負担が減るのです。
詳しくはマットレスの体圧分散機能ってなに?メリットとデメリットは?を参考にどうぞ。
理想的には敷布団でも高反発マットレスでも、腰が痛くならないような柔軟性の高い身体ができると良いですね。
私たちも子供の時は、身体が柔らかくてどこでも寝ることができましたよね。畳でもソファーでもぐっすり眠れます。しかし、身体は次第に硬くなり、睡眠環境が少し変わるだけで腰痛が起こるようになったりします。
子供は畳の上でもぐっすり眠ります。
さらに、こんな体制でも寝てしまうのです(笑)
いやー、かわいいですね(笑)
最後はこれ!!
首を痛めないか心配ですが、すごくアクロバティックです!!あまりの可愛さに、ついつい話が反れてしまいました(笑)。
どこでも寝れるのは良いわね。それで結局、敷布団と高反発マットレスってどうやって選べば良いの?
より硬めの寝心地が好きという人は敷布団を選んで、身体の負担を減らしたいという人は高反発マットレスを選ぶと良いですよ。
特に以下のような方は敷布団の方が腰痛対策に効果的です。
- 姿勢の歪みがない
- 腰痛が軽い
- 敷布団に慣れている
- 硬いところで寝るのが好き
一般的に敷布団は高反発マットレスと比べると厚さが薄く、ヘタりやすい(通常3~5年)ので、硬めの寝心地になります。体圧分散機能も低いため、姿勢が悪いと身体の一部分に負担がかかるのです。猫背や腰の反り、曲がりが気になる方にはおすすめできませんよ。
逆に、姿勢が良い人は敷布団で十分に姿勢を整えることができます。せんべい布団のような硬い布団に慣れている方は敷布団のままが良いですよ。
また、敷布団は畳の上に敷くのがおすすめです。フローリングの上に敷くと、底付き感を感じやすくて硬さが強くなってしまいます。それと、敷布団は湿度が溜まりやすく、冬場は結露で床面が濡れてしまうこともあります。そのようなときはスノコを敷くと通気性が良くなっておすすめです。
最後に敷布団は収納が楽です。高反発マットレスは反発力が高くて曲げることはできませんが、敷布団は収納も楽々なので寝具を収納したい方は敷布団がおすすめですよ。
では次に高反発マットレスはどのような方に合うのでしょうか?以下の方には高反発マットレスの方が合いますよ。
- 姿勢の歪みがある
- 腰痛が強い
- 仰向けになると腰が浮いている
- 夜に目が覚めることが多い
敷布団と比べた高反発マットレスの長所は、体圧分散機能が優れているということです。姿勢の歪みがある人でも、身体にかかる負担を分散させてぐっすりと眠りやすくなります。
猫背の人や腰痛が強い人は敷布団だと腰に負担がかかって腰痛が悪化することもあります。畳の上で寝ると腰が痛くなるような感じですね。
また、マットレスが合わないと夜中に目が覚めることもあります。マットレスが硬すぎて寝返りの回数が多かったり、柔らかすぎて寝返りがしにくいと目が覚めてしまうのです。高反発マットレスは反発力が高いので寝返りも楽に行えます。そのため、夜中によく起きる人は硬い敷布団よりも高反発マットレスが合っています。
私の場合は敷布団で寝ていると、底付き感を感じてしまい身体が痛くなってしまいます。畳の上で寝た時のような身体の痛みやダルさを感じるので高反発マットレスを使用しています。
敷布団と高反発マットレスでどちらが腰痛に良いかは、個人差もありますので最終的には両方試してみて、自分が気持ち良いと感じるものを選べると良いですね。
また、姿勢の歪みがとても大きかったり、腰痛が強すぎる場合は低反発マットレスの方が合うこともあります。低反発マットレスについて興味がある方は腰痛対策に効果的なマットレスは?高反発と低反発を徹底比較!も参考にどうぞ。
高反発マットレスと敷布団では使い勝手も変わってくると思うけど、それぞれメリット・デメリットはあるの?
敷布団は収納ができて便利ですし、高反発マットレスは通気性が高くて蒸れないので寝心地が良くなります。
敷布団と高反発マットレスのメリット・デメリットを紹介しますね。
敷布団のメリット・デメリットは以下の通りです。
敷布団メリット
- 折り畳みできるので、スペースを取らない
- 移動が楽で干しやすい
- 寝相が悪くても落下の心配がない
- こまめに干すことができる
- 生活にメリハリがつく
敷布団デメリット
- ホコリを吸いやすい(ホコリは床から30㎝以下の高さに多い)
- 折り畳みの際にホコリがまいやすい
- 湿度が溜まりやすい
- 敷布団の上げ下ろしで体を使う
- 床に近いため、冬は底冷えを感じやすい
敷布団は部屋を広く使うことができるので、部屋のスペースに余裕がないという方やこまめに干して使いたいという方には良いかもしれませんね。ちなみに敷布団は、ホコリがまいやすので、アレルギー体質の方にはおすすめできません。
アレルギー体質の方で敷布団の硬い感じが好き!!という方は畳ベッドがおすすめです。特に以下の畳ベットは、整湿作用があって通気性が良く、ホコリも吸いにくいのでおすすめです。
次に高反発マットレスのメリット・デメリットは?
高反発マットレスメリット
- 底冷えしにくい
- ホコリを吸い込みにくい(床上30㎝以上の高さはホコリが少ない)
- 片付けの必要がない
- 通気性が良く湿気がこもらない
- ベットからの立ち座りが楽
高反発マットレスデメリット
- スペースを多く使う
- 移動が大変
- ベットの下にホコリが溜まる
- 干すのは大変
高反発マットレスは設置したままで良いので、敷布団のように出し入れの必要はありません。部屋にベットを設置できるスペースがある方は高反発マットレスが良いと思います。
また、高反発マットレスはベットの下に空気の層がある分、通気性が抜群で底冷えもありません。そして、床上30cmに設置してあるので、ホコリが少なく、睡眠中にホコリを吸う量も少なくなります。底冷えやホコリを吸うのが嫌だという人というにはおすすめです。
敷布団も高反発マットレスも一番は寝心地が大切だと思います。腰痛のある方は高反発マットレスがおすすめですが、ライフスタイルに合っているかも考えて選ぶと良いと思いますよ。
腰痛に良い高反発について興味がある方は腰痛をすっきり解消!高反発マットレス選び方は?を参考にどうぞ。
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