眠りが浅い人に人気のマットレスは?快眠のためのマットレス選び
ときどき寝つきが悪くてなかなか眠れない日があるわ。翌日は疲れも抜けずに何だか憂鬱・・・。眠りが浅くなるのはなぜなの?
睡眠の質の低下は不規則な生活習慣やストレス、心配事などさまざまな原因によって起こります。
「不眠に関する意識と実態調査」によると約4割の人が「不眠症の疑いあり」で約2割の人が「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。実に6割に人に不眠傾向がみられているのです。
参考:日本における睡眠障害の頻度
眠りが浅くなるのは様々な原因が考えられますが、大きく分けて5つあります。
- ストレスが多い
- 不規則な生活
- 睡眠環境が悪い
- 加齢によるもの
- 睡眠障害
ストレスが多い
最も大きな原因がストレスです。人間関係や仕事のストレスが大きいと不眠傾向は強くなります。誰しも心配で眠れないという夜を経験したことがあると思います。ストレスのかかる状態が長く続くと眠りが浅くなってしまうのです。
参考:睡眠とメンタルヘルス
不規則な生活
睡眠不足や睡眠時間にばらつきのあるような不規則な生活をしている人も、眠りが浅くなります。私たちの身体には昼に覚醒して夜に休息状態になるリズムがあります。これを体内時計と言います。不規則な生活では体内時計が乱れて夜に眠れず、昼に眠くなったりしてしまうのです。
他にも過度の飲酒や喫煙、バランスの悪い食事や運動不足なども睡眠の質を低下させ、眠りが浅くなる原因となります。
睡眠環境が悪い
マットレスや枕が合っていなければ、どんなに健康的な人でも睡眠の質が悪くなります。身体のコンディションに人一倍気を使うスポーツ選手はマットレスにもこだわります。マットレスが身体に合っているとぐっすりと眠れて疲れもしっかりとれるからです。
枕に関しては高すぎても低すぎても睡眠が妨げられます。最も良い高さは3~5cmの寝返りがしやすい高さです。
特に睡眠に関係のある環境は以下の5つです。
- 寝具(マットレスや枕)
- 温度と湿度
- 音
- 光
- 香り
室内の温度は季節によって異なりますが、夏場は23~25度、冬場は13~15度くらいが最も眠りやすくなります。湿度は約50%くらいが良いです。
もちろん大きな騒音やまぶし過ぎる光のない環境が眠りやすいです。もしパートナーのいびきが大きくて眠れないといのであれば、対策を打った方が良いですね(笑)。
また、意外ですが香りも大切です。あなたにとってリラックスできるアロマや香りがあれば、それだけも副交感神経が優位になって眠りやすくなりますよ。
加齢によるもの
私たちは加齢によって、ぐっすりと眠るためのホルモン(メラトニン)の分泌が低下していきます。そのため、歳を重ねると眠りが浅くなっていきます。
睡眠障害
眠りが浅い状態がさらに悪くなると、夜ほとんど眠れなかったり朝は全く起きれないなど生活に支障が出ることもあります。このように睡眠の質がとても悪くなることを睡眠障害といいます。
睡眠障害は体内時計の乱れやストレス、心疾患、うつ状態や薬の副作用などさまざまなことが原因となって起こります。
生活に支障が出るほど睡眠の質が悪化している場合は病院に通って早めに治療をしましょう。お薬の処方で眠りやすくなって疲労も取れていくこともありますよ。
このように、眠りが浅くなる原因には様々ですので、対策法もいろいろあります。詳しくは、睡眠の質を高めて快眠を得るために気を付けたい10の方法を参考にどうぞ。
また、簡単に睡眠の質を高めるためにはマットレスを変えることが効果的です。
たとえば、あなたは硬い畳の上で寝たり、柔らかすぎるソファーの上で寝たときに眠りにくかったという経験はありませんか?私たちは毎日平均8時間ちかくマットレスの上で寝て過ごします。そのため、マットレスが睡眠に与える影響は大きいのです。
ぐっすりと深く眠るためのマットレスはどんなものが良い?
ぐっすりと眠るためには何よりもリラックスできるマットレスを選ぶことが大切です。
眠りが浅い人はからだもこころも緊張しやすい状態になっています。睡眠中に歯ぎしりをしていたり、肩や腰に力が入っていることも多いです。ひどくなると、腰痛や肩こりで夜中に起きるという場合もあります。また、心配性で眠る前に考え事をしてしまうと、なかなか寝付くことが出来なくなる方もいます。
身体はリラックスすることで副交感神経が優位になり、睡眠も深くなります。ですからマットレスを選ぶ際もリラックスできるマットレスを選ぶことが快眠へとつながるのです。
ではリラックスしやすいマットレスの条件とは何なのでしょうか?マットレス選びのポイントは3つあります。
- 適度な硬さがある
- 寝返りが楽
- 通気性が高い
適度な硬さがある
先ほども紹介したように、硬い畳や柔らかいソファーの上で寝ると睡眠は浅くなります。ですから、硬すぎず、柔らかすぎず適度な硬さのマットレス選びがポイントです。
マットレスは硬いと身体の一部に圧がかかってしまい、逆に柔らかいと身体が沈んでしまいます。
このリラックスできる適度な硬さは、個人差によるものも大きいです。硬めのマットレスが好きな人と柔らかめのマットレスが好きな人では好みの硬さも変わってきますよ。
寝返りが楽
眠りが浅くて夜中に目が覚めてしまうという方は、多くの場合寝返りの際に目が覚めてしまいます。寝返りのときは、身体をひねるために力を使いますので、眠りが浅くなってしまうのです。
その際に、マットレスが柔らかすぎると寝返りが打ちにくくなるため、より眠りは浅くなります。逆に高反発マットレスのように寝返りをサポートしてくれるマットレスは、睡眠の質が高くなりやすいのです。
寝返りには腰痛を改善する効果もありますので、興味のある方は寝返りの驚きの効果!高反発マットレスと寝返り体操で腰痛改善を参考にされて下さいね。
通気性が高い
あなたはとても蒸し暑い熱帯夜で眠れなかった・・・という経験はないでしょうか?私たちは毎晩コップ1杯分(200ml)の汗をかくと言われています。マットレスの通気性が悪いと、汗はマットレスに湿気となってとどまり、ジメジメと寝心地の悪い状態を作ってしまいます。
通気性が高く、快適に眠ることのできるマットレスは睡眠の質を高めてくれますよ。
快眠を得るためのマットレス選びのポイントをまとめると、何よりもあなたがリラックスできるマットレスを選ぶことが大切ですよ。
実際にどんなマットレスが人気なの?
モットン
モットンは高反発マットレスの中では中くらいの硬さになっています。寝姿勢と寝返りをサポートし、腰痛対策のために開発されており、様々な試行錯誤を繰り返して作られたマットレスです。
特に眠りが浅い人の中でも硬めのマットレスや高反発マットレスが使ってみたいという方にぴったりです。また、モットンは返金制度もあるので気軽に試しやすいですよ。販売元もマットレスの品質にとても自信があるのでしょうね(笑)。
モットンを使ってみた体験談や詳しい情報を知りたい方はモットンを辛口評価!効果と寝心地、口コミ、最安値を徹底調査を参考にどうぞ。
雲のやすらぎ
雲のやすらぎは柔らかめのマットレスとなっており、どちらかというと中反発マットレスに近いです。「まるで雲の上のやすらぎ」をコンセプトに作られているだけあって、寝心地はフワフワで気持ち良いです。こちらも眠りが浅い人に人気があり、ぐっすりと眠れると評判です。
特に眠りが浅い人の中でも柔らかめのマットレスが好きという方にぴったりですよ。こちらはモットンのように返金制度はありませんが、寝心地の良いマットレスとなっていますよ。
雲のやすらぎを使ってみた体験談や詳しい情報を知りたい方は、雲のやすらぎを辛口評価!効果と寝心地、口コミ、最安値を徹底調査を参考にどうぞ。
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