マットレスを清潔に保つためには?マットレスクリーニング法
マットレスってカビたら身体に悪いし、ダニやノミも気になるから清潔に使いたいわ。マットレスをクリーニングする方法ってあるの?
マットレスは水洗いできないものがほとんどですが、天日干しをしたり掃除をしたり、スプレーでクリーニングすることもできます。
マットレスのクリーニング方法としては、5つの方法があります。まずは簡単な方法から紹介しますね。
- 天日干し
- マットレスの掃除
- 表面のふき取り
- マットレススプレー
- 業者依頼
天日干し
これが一番効果的な方法です。
日光に当てることで湿気を飛ばして、ダニやカビも防いでくれます。殺菌効果や消臭効果もありますので、マットレスを清潔に保つために最も習慣にしたい方法です。
天日干しの頻度としては、様々なマットレス販売サイトで2週間に1度くらいが理想的と言われています。でも、重いマットレスをそんな頻度で天日干しするのはしんどいです(笑)。
私は3ヶ月に1回程度、マットレスを天日干しして、表裏や向きを変えています。ちなみに3カ月に1回マットレスを裏表を変えるだけもダニやカビの発生を抑える効果がありますよ。もちろん、その頻度が多いほど効果的です!
また、普段から風通しを良くしておくことも大切です。
マットレスの下にすのこを敷くと風通しも良くなってカビにくくなるのでおすすめですよ。ただし、ホコリが溜まりやすくなってしまうので、マットレスを裏返した際にホコリをふき取ってくださいね。
マットレスの掃除
厚生労働省の調査によると、ダニのいない家庭はないという結果が出ています。とは言っても、家庭にいるダニの中で人を刺したりするダニは数%しかいませんが、ダニの死骸やフンはアレルギーの元となります(アレルゲン)。一般家庭で調べたところ、掃除機で取れたホコリ、小さじ1杯辺り、平均500~2,000匹のダニの死骸があったという検査結果も出ています・・・。
参考:厚生労働省ダニ媒介感染症
マットレスは洗濯機で洗うこともできませんし、手洗いも難しいですよね。ですから、マットレスからダニやダニの死骸を取るためには掃除機をかけることが効果的です。
最近は布団専用クリーナーが販売されていますが、私はいろいろ調べてみると「普通の掃除機でOK」という結論となりました(笑)。実際に掃除機の方が良く取れるという口コミなどもありますし、高いお金を払ってかさばるものを買う必要もないと思っています。(持っている方がいたらごめんなさい!)
掃除機でゆっくりと丁寧にかければ十分です。床で使った掃除機を使うのが嫌だという方は、掃除機のヘッド部分を布などで拭いてから使うといいですよ。ちなみにマットレスの裏には、ダニやホコリが溜まりやすいので、定期的にマットレスを裏返して掃除されてくださいね。
また、ダニが苦手という方やアレルギー体質という方はダニ防止加工が施されたマットレスもありますよ。
表面のふき取り
子供がおねしょをしたり、汗でシミができた場合は表面をふき取る必要があります。ふき取る手順としては以下の通りで行えばOKです。
- 水分を含ませ固く絞ったタオルでシミを叩く
- とにかく叩き続けてシミをタオルに移す
- 中性洗剤を薄めてシミに数分間浸透させる
- 洗剤が残留しないようにタオルで拭き取る
こするのは止めて下さい。かえってシミが広がります
この手順で表面をふき取るとシミも取れていきますよ。
マットレススプレー
多少お金がかかるのですが、マットレスを清潔に保つための方法としてスプレーがあります。スプレーにはダニに効くタイプやカビの予防に効きくタイプのものがあります。
大切なことは、身体に害のない素材のものを選ぶ方が良いです。睡眠は毎日のことですので、ハーブを使った素材のスプレーなどがおすすめですが、やはり効果は少し落ちるようです。実際に私自身が使っていないため、紹介することはできないのですが、口コミなども調べてみて良さそうなものを使ってみてくださいね。
業者依頼
最終手段です(笑)
最近はマットレス洗浄専門の業者も増えています。洗浄方法は高温・高圧のスチームで汚れとシミを分解・除去・消毒したり、洗浄から完全乾燥まで行うクリーニング方法があるようです。
年に1回マットレスのクリーニング洗浄を行う人が増えてきているようですが、値段は10,000円~30,000円ほどかかります。この価格なら高級マットレスを使っている方が利用しているのかもしれませんね(笑)。
40,000円~50,000円のマットレスであれば買い替えた方が良いので、業者へのクリーニングは必要ないと思います。
また、マットレスの処分の仕方を知りたいという方はマットレスの処分はどうするの?5つの方法を紹介します。を参考にどうぞ。
関連記事はこちらです。
◎ 高反発マットレスの正しい選び方。5つのポイント!
◎ マットレスの管理方法!湿気、カビ、ヘタリ対策は?