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病院に行った方が良い危険な腰痛は?早めに対処すべき4つの症状

病院に行った方が良い危険な腰痛は?早めに対処すべき4つの症状

病院に行った方が良い危険な腰痛は?早めに対処すべき4つの症状

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普段は忙しくて腰が痛くてもなかなか病院にも行けないわ。病院に行った方が良い危険な腰痛もあるの?

 

 

 

 

発熱や頭痛を伴ったり、安静時も変わらない痛みがある場合、しびれや力が入りにくいなどの麻痺症状が出る場合は病院を受診してください!

 

 

腰痛と言っても軽度から重度のものまであります。日々の生活に追われて、病院に行く時間が取れない!という方もいますが、なるべく早く対処した方がよい危険な腰痛もあるのです。では、どのような場合は病院に行った方が良いのでしょうか?

 

 

病院に行くべき腰痛かを判断するには4つの症状を確認します。番号が上がるほど緊急度が増します。

 

 

  1. 発熱(37.5℃以上)、頭痛、吐き気、体重減少、胸の痛みを伴う腰痛
  2. 安静時も痛みが変わらない腰痛
  3. 急激に痛みが強くなっている
  4. しびれや力が入らないなど麻痺症状がある

参考:NHK健康チャンネル

 

 

発熱(37.5℃以上)、頭痛、吐き気、体重減少、胸の痛みを伴う腰痛

発熱や頭痛、吐き気、体重減少を伴うということは、腰以外の問題も起こっている可能性があります

 

 

腰痛の中にはごく稀に(腰痛の1%にも満たない)、胃潰瘍や胆石、閉塞性動脈硬化症、子宮筋腫、腎炎、尿路結石や癌などの内臓疾患の影響によって起こるものもあるのです。

 

 

以前、私が地域の公民館で体操指導をした際に、背中の痛みが何をやっても取れないという方がいました。その方は、背中の筋肉の緊張がとても強かったため、緊張を弛める施術を行いました。筋肉の緊張もかなり弛み、普通の腰痛であれば、痛みは緩和した手ごたえもありました。しかし、その方は「気持ちはよかったけど、痛みは変わらない」と話されていました。

 

 

その後、半年が過ぎて、その地区に住む他の方から話を聞くと、背中の痛みを訴えていた方は肺癌であったことが分かりました。痛みの原因は、肺癌によるものだったのです。その時から、私は腰痛に伴って発熱や頭痛、吐き気、体重減少、胸の痛みなどの症状がある場合は、必ず病院受診を勧めています

 

 

何も病院受診と聞いて極端に心配する必要はありません。私が出会ってきた腰痛の方の中でも、上記のような方は4000名に1人というような稀な割合です。しかし、病院に行った方が良い危険な腰痛もありますので、当てはまるものがある方は早めに受診してほしいと思います。

 

 

安静時も痛みが続く腰痛

普通の腰痛は横になって休んだり、マッサージで腰の筋肉の緊張をほぐすと和らぎます。ある程度の腕のある整体師に通うと、筋肉の緊張を弛めてくれるので、痛みが和らぐことが普通です。

 

 

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しかし安静にしたり、筋肉の緊張を弛めても痛みが変わらないこともあります。そのような場合は内臓疾患の影響が考えられますので病院を受診して原因を突き止めましょう。
参考:病院に行くべき腰痛

 

 

急激に痛みが強くなっている

2~3週間で急激に痛みが強くなる場合は注意が必要です。ぎっくりを腰を除くと、通常の腰痛は腰が疲れやすくなって少しづつ痛みが強くなります。

 

 

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しかし、急激に痛みが強くなる場合は、腰の骨に何らかの異常が起こっていることがあるのです。

 

 

たとえば、腰椎圧迫骨折(腰の骨がつぶれる)の場合は、骨折した時にはそれほど痛みを感じません。そして、徐々に骨折した骨が歪んだり潰れて、2~3週間かけて急激に痛みが強くなるのです。

 

 

このような急激な痛みは、腰の骨や神経に何らかの障害が出ていることもあります。急激な腰痛が出た場合は、病院に行く必要があります。

 

 

しびれや力が入らないなど麻痺症状がある

太ももの裏からふくらはぎや足の裏にかけてジリジリとした痺れを感じたり、足に力が入らないという方は要注意です。腰の神経がダメージを受けている可能性があります。

 

 

中には仕事が忙しくて、麻痺が出ても気が付かなかったり放っておく人もいます。麻痺症状は進行すると、脊髄損傷につながることもあるので、すぐにでも病院受診が必要です。

 

 

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下半身のしびれは多くの場合、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、脊椎すべり症、坐骨神経痛などの疾患を伴います。症状がひどくなるとおしっこが出にくくなるなど排尿障害も起こるのでしびれにはなるべく早く対処することが大切ですよ。

 

 

私の教室の受講生では、「最近、足に踏ん張りが効かなくなってきた」と話す方がいました。30代の男性で腰痛持ちだったのですが、病院を受診してみると腰椎すべり症で、腰の骨が2つもずれていることが分かりました。その後、手術を受けて腰の痛みも麻痺も良くなっていましたが、本人もとても驚いていました。
参考:千葉大学医学付属病院

 

 

 

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そこまで気になる腰痛があるわけではないけど、病院には行った方が良いの

 

 

 

 

腰痛となった期間が3カ月を超えるようなら一度は病院を受診して腰痛対策をした方が良いです。

 

 

通常、腰痛は横になったり、休むと和らぐことが多いです。だからといって病院に通わない人もいるのですが、これが腰痛を長引かせてしまう原因になります。

 

 

実は腰痛が長く続くと脳が痛みを記憶してしまい、治りにくくなくなってしまうのです。

 

 

たとえば、幻肢痛というものを聞いたことがありますか?交通事故などで腕を切断すると、腕がないにも関わらず切断された腕の痛みを感じてしまうのです。これは、脳が腕はあると思い込んでいたり、事故の時の強烈な痛みを記憶していることが原因と言われています。

 

 

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そして不思議なことに、このような痛みはないはずの腕をさすってあげると和らぐのです。このように脳は痛みを強烈に記憶します。その結果、腰の神経や骨に問題がなくても痛みが治らないということがあるのです。

 

 

また、痛みが強くなると身体を動かさなくなって、余計に腰痛が悪化するという痛みの悪循環も起こります。

 

 

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痛みは弱くても3カ月以上続くようなら一度病院を受診した方がよいですよ。早く治すに越したことはありません。痛みの強さをチェックしたい方は腰痛の痛みの強さをチェックを参考にどうぞ。

 

 

また、腰痛が軽度の方はマットレスなど身の回りの環境を変えるだけで痛みが和らぐこともあります。興味がある方は腰痛対策!なぜ高反発マットレスで腰痛が改善できるの?を参考にどうぞ。

 

 

関連記事はこちらです。

 

 

腰痛対策なら高反発と低反発はどのマットレス?

腰痛体操はやり方が大切

 

 

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