マットレスの買い替え時期は?睡眠の質を高めるためにチェック!
今のマットレスは10年くらい使っているけど、マットレスの買い替え時期ってあるの?
マットレスの寿命はマットレスの質によって異なります。10万円以上するような高級マットレスの中には20年間使用できるものもありますし、柔らかいマットレスだとヘタレやすいので2~3年でダメになるものもあります。
特に10年以上使っているマットレスは、へこみやゆがみで睡眠の質が落ちてしまうこともあります。10年間も使ったマットレスなら買い替えを考えても良い時期ですよ。
マットレスの買い替え時期を判断するポイントは5つあります。
- へこみはない?
- きしみはない?
- コイルやスプリングが身体に当たらない?
- カビは生えていない?
- 寝心地が悪くない?
ヘコミはない?
私たちはマットレスの上で毎日8時間も寝て過ごします。ですからどんなマットレスでもへこみが出てきます。特に腰や背中の部分はへこみやすいのでチェックしてくださいね。寝ているときに以下のことを感じたらマットレスがへこんでいる可能性もあります。
- 以前よりも腰が沈んでいる感じがする
- 朝起きるときに腰が重い感じがする
- 寝返りが打ちにくくなった
このような感じがあったらマットレスのへこみを確認してみましょう。もしへこみがあったら、裏返しにして使ってみましょう。裏返しにするとへこみがなくなったり、寝心地が良くなることもありますよ。
また、マットレスを裏返しにしてもへこみが変わらない場合は、へこんだところをタオルで埋めるという手もあります。特にマットレスの腰の部分がへこむと、寝ているときの姿勢が崩れて腰痛も起こりやすくなるので注意が必要です。
マットレスと腰痛の関係に興味がある方は腰痛持ち必見!高反発マットレスで腰痛は改善するの?を参考にどうぞ。
長い間、へこんだマットレスを使うと、睡眠の質が悪くなったり、姿勢のゆがみのも出てしまいます。睡眠は毎日のことなので、ときどき睡眠環境のチェックを行ってみてくださいね~。
きしみはない?
マットレスで横になると『ギシギシ』と音が鳴る場合は、マットレス自体にゆがみが出てきている可能性があります。きしみが大きくなると、寝返りの時に音で睡眠の質が低下することもあるため、買い替えを検討する時期です。
へこみと比べてすぐに変えた方がよいというわけではありませんが、きしみで夜中に起きることがあるという場合は買い替えの時期ですよ。
コイルやスプリングが身体に当たらない?
仰向けで寝たり、寝返りをするとコイルやスプリングが背中に当たる場合は、マットレス表面のシートがペッタンコになってへたってきているサインです。寝ているときに背中にコイルを感じると、寝心地はかなり悪くなっちゃいます・・・。
敷物やタオルを敷いてカバーすることもできますので試してみてくださいね。それでも寝心地が変わらない場合は買い替えを検討する時期です。
カビは生えていない?
マットレスの裏側や表面にカビが生えていないか確認しましょう。特に梅雨の時期はジメジメしてカビが生えやすいものです。
もしカビが生えていたら、カビ取りクリーナーで除去する方法もあります。詳しくはマットレスの管理方法!湿気、カビ、ヘタリ対策は?を参考にどうぞ。
私の場合、基本的にカビが生えたマットレスは買い替えです。カビ取りクリーナーできれいにしても、やっぱりカビが生えていたマットレスの上で寝るのは抵抗があります(笑)
寝心地が悪くない?
買い替えの時期として、マットレス自体は寿命ではないけど、寝心地が悪くなってくることがあります。これは、年齢を重ねて私たちの身体が変化して、マットレスが合わなくなってくるのです。
たとえば、腰痛が起こったり睡眠の質が低下することでマットレスが合わなくなることもあります。
子供の頃は畳や床などどこでも寝れますが、歳を重ねるとあまりに硬すぎるところや柔らかすぎるところでは寝れなくなりますからね(笑)
寝心地が悪くなってきたときは、試しに他のマットレスを使ってみても良いと思います。時々ホームセンターで試してみて、良さそうなのがあったら買い替えてもいいかもしれませんね。
マットレスを変えただけでぐっすりと眠れるようになる方もいますよ。
また、マットレスを買い替える場合は古いものの処分が必要です。マットレスの処分方法は意外と大変です。興味がある方はマットレスの処分はどうするの?5つの方法を紹介を参考にどうぞ。
一般的なマットレスの耐久性はどのくらいなの?
基本的には高反発マットレスは5~10年、低反発マットレスは2~3年です。マットレスの耐久性は硬さと関係があり、硬いマットレスほど耐久性も高いです。
このサイトで紹介しているモットン、雲のやすらぎ、マニフレックス、スリープマジック、39デザインマットレス、エアウィーヴ、トゥルースリーパーだと、買い替え時期の目安は以下の通りです。
マニフレックス 耐久年数 約12年
スリープマジック 耐久年数 約10年
モットン 耐久年数 約10年
雲のやすらぎ 耐久年数 約5年
39デザインマットレス 耐久年数 約3年
エアウィーヴ 耐久年数 約3年
トゥルースリーパー 耐久年数 約2年
※耐久年数は保証期間や口コミなどを考慮して私がつけましたので、参考程度にご覧ください。
耐久年数は見事に反発力の高い順となっています。つまり硬いマットレスほど長持ちしますので、あまり買い替えなくても良いのです(笑)。特にマニフレックスは保証期間が12年も設けられており、耐久性も高くなっています(ただしカビは保証対象外です)。
また、長持ちさせる秘訣としては定期的に裏返したり、上下を逆にすると良いですよ。マットレスの一部分に圧が集中しなくなるため、へこみにくくなります。
マットレスの買い替えを検討している方は、高反発マットレスがおすすめです。高反発マットレスはぐっすり眠れる硬めのマットレスです。プロスポーツ選手の多くが愛用しているため人気が出ていますが、健康にも良いマットレスですよ。
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